
Service 04 / Control & Protection
制御・保護システム
エンジニアリング
図面と現場、その両方を読める技術者が、設備の「これから」を一緒に考えます。
CONSULTING
Why it matters
機器を測る前に、
系統を読む。
電力会社の電力系統や一般のお客さまの電気設備は、保護継電装置で守られています。発電機、変圧器、遮断器、調相設備、母線等の構内設備から送電線・配電線まで、それぞれの設備を守るため、各種の保護継電装置が設置されております。
これらの保護継電装置は、従来より使用されている電磁形、トランジスタ形から最新のマイコンを駆使したデジタル形まで、そして使用電圧範囲も低圧から超高圧まで多種・多様です。これに伴い保護方式も色々な方式が開発され、使用されております。
一台一台の継電器が正常でも、系統全体として保護が成立していなければ意味がありません。当社は動作原理とシーケンスの読解を出発点として、設備全体を捉えた検討をご支援します。
What we do
できること
試験の現場で積み上げてきた知見を、判断が必要な場面へお届けします。
- 保護協調・整定値の検討
- 上位・下位の保護がどの順で動作すべきか、事故点をどこまで限定できるかを整理します。既存の整定値の妥当性確認、機器更新に伴う整定値の見直しにも対応します。
- シーケンスの読解・確認
- シーケンス図と現物の照合を行い、設計意図どおりに回路が構成されているかを確認します。増改築を重ねた設備ほど、図面と現物の差異が生じやすい領域です。
- 設備更新計画のご相談
- 経年した保護継電装置を、いつ・どの範囲で更新すべきか。試験記録の推移、部品供給の状況、保護方式の世代を踏まえて、優先順位の整理をご支援します。
- 更新・改修時の技術的検証
- 機種変更に伴う特性の違い、既設回路への影響、試験方法の変更点などを事前に洗い出し、切り替え当日に想定外が起きないよう準備します。
- 技術講習・指導
- 継電器、測定器のディジタル化の進展に伴い、試験器メーカへの開発協力等を行なっており、測定技術のノウハウあるいは、保護継電器メーカへの技術派遣で得た保護継電装置の動作原理やシーケンスの見方等の保護技術において、お客さまから講習指導依頼を受け賜わっております。
- 試験・校正との連携
- 検討した内容は、そのまま発送配電設備試験として実施できます。検討と実作業の担い手が同じであることが、机上の空論を防ぎます。
※ 対応範囲は設備の構成・規模により異なります。ご相談内容に応じて、実施可否を含めてご回答いたします。
Our strength
この分野で選ばれる理由
「試験する会社」と「設計する会社」が別々では、現場で辻褄が合わなくなることがあります。当社は両方を一人の技術者が担えます。
メーカー派遣で得た
保護技術そのもの
保護継電器メーカへの技術派遣で得た、保護継電装置の動作原理やシーケンスの見方。カタログや取扱説明書では得られない、設計思想に近い理解が当社の土台になっています。
試験器メーカーへの
開発協力という経験
継電器・測定器のディジタル化の進展に伴い、試験器メーカへの開発協力等を行なってきました。「どう測るか」を作る側から考えた経験が、測定技術のノウハウとして蓄積されています。
方式を横断して
比較できる
電磁形からデジタル形まで、低圧から超高圧まで。特定メーカー・特定方式に偏らない実務経験があるため、更新時の機種選定を客観的な比較としてご提示できます。
試験記録という
一次データがある
当社が実施した試験の記録は、そのまま設備の履歴になります。推測ではなく実測値の推移をもとに、更新の優先順位を検討できるのは、試験を自社で行っているからこそです。
お客様の技術者を
育てる支援も
お客さまから講習指導のご依頼を受け賜わっております。自社で点検・判断ができる体制をつくりたいというご要望にも、実務に即した内容でお応えします。
検討から実施まで、
担い手が変わらない
検討した技術者が、そのまま試験・改造補修の現場に立ちます。引き継ぎで意図が薄まることがなく、当日の判断も速い。一社で完結できることの実利は、ここにあります。

一台の継電器の向こうに、
系統全体が見えているか。
保護は、単体の性能ではなく組み合わせで成り立ちます。私たちはいつも、その全体を見て判断します。
Flow
ご相談の進め方
-
STEP
課題のヒアリング
お困りごとの背景をお伺いします。「更新すべきか判断できない」「図面が現物と合わない」など、漠然としたご相談で構いません。
-
STEP
資料の確認
単線結線図、シーケンス図、整定表、過去の試験成績書などをご提供いただき、現状を把握します。資料が揃っていない場合は、現地調査で補います。
-
STEP
技術検討・ご提案
保護協調や整定値の妥当性、更新の優先順位などを整理し、選択肢と判断材料をご提示します。
-
STEP
実施(試験・改造補修)
ご了承いただいた内容に基づき、試験や改造補修を実施します。検討を担当した技術者が現場に立ちます。
-
STEP
記録・ご報告
実施内容と結果を記録としてお渡しします。次回以降の判断に使える形で整理してご提出します。
FAQ
よくあるご質問
Q図面が残っていないのですが、相談できますか。
はい。現地調査によって現物から構成を確認していく進め方も可能です。増改築を重ねた設備では珍しいことではありませんので、その前提でご相談ください。
Q整定値の妥当性だけを見てもらうことはできますか。
対応いたします。単線結線図や整定表など、ご提供いただける資料の範囲でまず確認し、追加で必要な情報があればお知らせします。
Q社内の技術者向けに講習をお願いできますか。
お客さまから講習指導のご依頼を受け賜わっております。測定技術、保護継電装置の動作原理、シーケンスの見方など、ご要望に応じた内容を調整いたします。
Q更新時期の判断はどのように行いますか。
試験記録の推移、部品供給の状況、保護方式の世代、設備の重要度などを総合して整理します。当社が試験を行っている設備であれば、実測値の履歴を根拠にできます。
Q検討だけを依頼することもできますか。
可能です。検討結果をもとに実施先をお決めいただいて構いません。もちろん、当社で試験・改造補修まで承ることもできます。
Contact
技術的なご相談
「これは相談していい話だろうか」と迷われたら、ぜひそのままお聞かせください。